もう夏には行かない。

雨のカーテン

▲この夏に目撃した、複数の雨のカーテン。

 

 

今年の7月、年に1度の半日人間ドックに入りました。

 

前もって送付されてくる書類には、「ドック前日の夜9時以降は、お茶やお水以外はNG」「ドック当日は、コップ1杯の水だけは飲んでもOK」といった旨の注意書きが、必ず記載されています。

 

普段はひねくれておりますが、私、こういった注意書きには、とても素直に従います。

 

しかしこの頃、既に暑い日が続いてました。
暑いので、寝る前にも水やお茶をカプカプと飲む。
結果、夜中にトイレに行きたくなる。

 

普段なら、トイレの後、水を飲んでからベッドに戻ります。
だけど、ドック前夜にトイレに行った後は、水を飲まなかったのです。

 

翌朝、コップ1杯の水だけ飲んで、電車で3〜40分の場所にある検診場所に向かいました。

 

私は、空腹のまま外出すると、気分が悪くなったり、頭痛に襲われたりすることがあります。
この日も、検診場所に到着し、受付を待っている時から、弱い頭痛が始まりかけていました。

ちょっと嫌な感じがしたのですが、今まで何度も経験している痛みです。若干不安に思いつつ、そのまま検査に入りました。

 

お昼前には検診が終わりましたが、その頃には、結構頭痛がきつくなってきてました。

ドックを実施している医療機関が入居するビル内には、飲食店が多く軒を連ねています。
医療機関のサービスとして、それらの飲食店で利用できるチケットがもらえるため、毎年違った店でお昼を食べるのを楽しみにしているのです。

 

とりあえずご飯食べて、頭痛薬飲もう。

そう思い、軽食が食べられる喫茶店に入りました。

 

注文したパスタが届くのを待っていると、猛烈に体がだるくなってきました。
さらに、ちょっと震えが出てきて、座っているのもつらくなってきた。

 

横になりたいけど、無理。
空腹なのに、パスタもなかなか食べられない。

 

こんな状態で家に帰れるか、私?

タクシーで帰るか、ダンナに電話して来てもらうか。

 

どうしようかと思いつつ、パスタを一口食べて、数分休憩、ということを繰り返すうち、店に入ってすぐ服用した頭痛薬が効いてきました。
体のだるさも少しだけましになり、パスタを半分くらい残したまま、よろよろと店を出ました。

 

私としたことが、あんな少量のパスタを残してしまうなんて。

 

ホームで電車を待つのもつらかったですが、電車内では座ることができ、何とか無事帰宅。
帰宅するなり、床に倒れ込み、小一時間気を失いました。

 

あくまでも私の予想ですが、もしかしたらこれって、熱中症?

 

バリウム検査終了後すぐ、水をたくさん飲んだのですが、そんなのでは追いつかないくらいの脱水症状になっていたのかもしれません。

前夜も、本当に暑かったですから。

 

ここ1〜2年は、7月にドックに入ってましたが、こんな体調不良に陥ったのは初めて。

今後は、もっと季候がいい時期にドックに入ろうと決心した私でありました。

 

水分補給、ほんとに大事ですねえ。

 

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夏の出来事〜ダンナの手術〜

ダンナが左手親指の痛みを訴え始めたのは、1〜2ヶ月前からのこと。
本人曰く、「ばね指の感じ」。


>>「ばね指(弾発指)」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

 

私の個人的な見解ですが、一番大きな原因は、スマホだと思います。
左手で持ち、左手親指で操作してることが多いから。

 

利き手の右手なら、もっと早く医者に行っていたのでしょうが、そもそもあまり医者に行きたがらず、自然治癒を待つ人です。
でも、「痛い!」と叫ぶ日が増え、日常生活にも支障が生じ始めたようで、8月初旬の糖尿病外来の通院日に、同じ病院の整形外科に足を運びました。

 

結果は、やはり、ばね指との診断。

 

治療方針を医師と検討し、彼は手術を選択。
腱鞘切開術(けんしょうせっかいじゅつ)という、一見とても大層な手術のようですが、30分程度の手術で、手術後はすぐ帰宅できる、日帰り手術です。

 

ただ、普段から糖尿病や高血圧の薬を服用している関係で、整形と内科の診察室を何度か往復し、段取りする必要があったようですが。

 

手術当日。
面白そう、もとい、心配なので、私も一緒に付いていきました。

 

彼の通院している病院に足を運ぶのは初めて。
病院の様子は、普段から話には聞いていましたが、規模の割には診療科も医師も多く、老健も併設され、手広くやっている印象です。

 

手術1時間前に到着後、点滴室で術着に着替え、術前の点滴が始まりました。


点滴室にはベッドが複数設置されていて、2人のばあちゃんが横たわってました。

そのうちのひとりのばあちゃんは、検査前に普段服用している薬が必要とのことで、息子さんがばあちゃんの自宅まで薬を取りに戻り、なんやかんやと右往左往してました。

 

こういう慌ただしい瞬間、私にもあったなあ。

 

2人であれこれしゃべっているうちに、手術の時間。
点滴をしたまま、歩いて別フロアの手術室に向かいました。

 

彼が手術室から出てきたのは、それから40分程度経った頃。

 

ばね指の手術後

 

会計や投薬を待つ間、日帰り手術なのに、思ったより本格的な手術体勢だったこと、ベッドに横たわり、消毒液を腕全体に塗られ、気付かないうちにメスが入り、包帯でぐるぐる巻きにされて終了したと、矢継ぎ早に報告してくれました。

 

麻酔が切れた後は、少し痛がってましたが、処方された薬で何とか乗り切れたようです。
入浴の時は、包帯の上にタオルを巻き、さらにスーパーのレジ袋を巻いてテープで留めてから浴室へ。その様子は、まるでボクシンググローブをはめているようでした。

 

その後は数回消毒に通い、約10日後に抜糸し、治療終了。包帯も取れました。

手術跡周辺の痛みや張りはまだ残っているみたいですが、ばね指の症状は消え、元気に過ごしてます。

 

何事もなくて、よかった、よかった。

 

手術から帰宅した日の夜、ダンナが手術した病院に、私の友人のお父さんが入院していることを知り、あまりの偶然にビックリ仰天。

 

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散々な1ヶ月

貼り紙
▲さんざんな1ヶ月の間に、マンション内ではこんなこともありました。1日で復旧しましたが。


先月のある夜、本当に突然、自宅トイレで激しい頭痛に襲われました。


私は長年の頭痛持ち。経験済みの痛みの種類でしたが、前触れもなく、頭がガンガンし始めるのは、極めてまれなこと。

すぐに常備している市販薬を服用しましたが、痛みがきつくて、なかなか治まりませんでした。

普段は、翌朝には治ることが多いのですが、どうにもスッキリしない。
その夜、お風呂で洗髪を始めると、また激しい頭痛。必死でシャンプーだけ済ませ、湯船に入らないまま浴室を出ました。

危険な兆候の痛みではないと自覚していましたが、翌日、念のために脳外科に足を運びました。
MRIを撮影してもらいましたが、全く異常なし。市販もされている、おなじみの痛み止めを処方されました。
前日の浴室での頭痛が怖かったので、お風呂はパス。

その翌日。
頭痛は治まったものの、今度は愛用のデスクトップパソコンが起動しなくなり、大慌て。メーカーに電話しましたが、理由がわからず、結局修理に出すことになりました。
実はこの不具合、私のミスが原因だったことが判明したのですが、またそれは次の機会に。

そして、夜。
湯船に入ってすぐ、それまでよりもさらに強烈な頭痛が襲ってきて、身動きが取れなくなる事態に。
あまりの痛さに、リビングにいたダンナを呼ぶことすらできませんでした。

浴室が静かなので、様子を見に来たダンナが、びっくり仰天。
頭痛薬を飲みましたが、なかなか効果が出ず、立っても座っても寝転んでも、どう向いても楽になりません。1時間近く「頭痛い」と言いつつ転げ回る私を見て、地元の救急センターまで車で連れて行ってくれました。

救急センターで計測した血圧は、上167、下95。
こんなに高い血圧値をたたき出したのは、生まれて初めて。

当直の医師は内科、しかも、数日前にMRIで異常なしと診断されたと伝えると、なすすべがないと言われました。
高血圧も頭痛が原因だと言われ、処置は痛み止めの座薬の処方のみ。これは結局、使用しないまま。

帰宅後、少し頭痛薬の効果が出始め、何とか眠ることができました。

翌朝、ダンナに付き添われて、再度、脳外科へ。
断続的に襲ってくる頭痛と闘いつつ、改めて院長の診察を受け、首や体のゆがみから、体に負担がかかっているのが原因だと言われ、この日を含め2日ほどリハビリ・マッサージを受けました。
しかし、脳外科で処方された頓服薬の効果が切れると、頭痛再発という繰り返し。

特に、トイレで不定期に発生する頭痛には、悩まされました。
ある程度元気を取り戻しても、突然頭がガンガンすることが度々で、家事も仕事も手に付かない。脱力時にも発生しますので、力むこともできません。

入浴も怖くて、2〜3日に1度、洗面台でのシャンプー・蒸しタオルで体を拭く日々が続きました。
真夏じゃなかったのが、不幸中の幸い。

そして、お彼岸。
私の両親の墓参りに行った帰り、墓地のトイレで激しい頭痛。
念のため、翌日のダンナ方の墓参り同行をキャンセルするという、最悪の事態に。ご両親にも、たくさん心配をおかけしてしまいました。

数日後、いつまでも痛がる私を心配したダンナが見つけてくれた、頭痛専門医が在籍する病院へ。
問診の結果、偏頭痛の症状と診断されました。
偏頭痛の薬には複数あり、今回処方の薬が効かなければ、別の薬を試しましょうということで処方された薬は、私には全く効きませんでした。

その日の午後、体のゆがみを整えると標榜する、とある整骨院へ足を運びました。
整形外科や鍼灸には通院したことがありますが、こういう類いの整骨院は初めて。不安もありましたが、何とか頭痛を減らしたいという気持ちの方が強かった。

診てもらったところ、全身が緊張しているが、特に首・肩辺りの緊張がすさまじいと言われ、1週間ほど毎日通院することに。
3〜4日経った頃から、徐々に頭痛の頻度が減り、頭痛薬なしで過ごせる日々が増え始めました。

復活の兆しが見え始めた頃、今度はダンナが風邪でダウン。
インフルエンザではなかったのですが、医者が処方した薬の効きが悪くて、熱がなかなか下がらず、結局1週間近く寝込むことに。

ダンナの熱が下がり、会社に復帰したのと入れ替わりに、今度は私が風邪。
かなりきつい咳風邪だったのですが、この頃から、トイレでの頭痛発生が、ほぼなくなりました。

頭痛発生から約3週間経過した4月初旬、満を持して入浴。
怪しげなモヤモヤはあったものの、頭痛は起こらず、夫婦で歓喜の雄叫びをあげました。
湯船のお湯には、大量の垢がぷかぷか。

整骨院へは、今も週に2〜3度通院し、さらに咳風邪がしつこく残ってはいますが、やっと体の調子が落ち着いてきました。

本当にもう、さんざんな1ヶ月でした。
 


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晩秋の京都へ

先日、友人と京都へ行ってきました。

私の母は、京都で生まれ育っているにもかかわらず、意外と行動範囲が狭く、足を向けるのはいつも決まった場所。
ですから、私も幼い頃から京都に行く機会が多いのですが、遠方からの観光客よりも、京都の観光地を知らないと思います。

電車に2〜30分も乗れば、すぐ行けてしまう距離に住んでいると、京都という場所は、特別な場所でも、あこがれの場所でもない、とても身近な場所。
身近すぎて、かえって足を向けないものなんですよね。

この日の連れである友人と私は、最初に勤務した職場での同期入社。
お互い職場を離れた後も、細く長くつきあいが続き、今年で出会って30年。

彼女が立案した「30周年メモリアルイベント」で選ばれた旅先は、実相院門跡。四条河原町からバスで40分ほどの、岩倉地区にあります。
この季節は、床に映り込む「床もみじ」が、特に有名なのだそうです。



訪れた日は、曇り空で、時折雨がぱらつく、あいにくの天気。
紅葉のピークも過ぎたようで、鮮やかな「床もみじ」を見ることはできませんでした。

実相院門跡
▲縁側から見た庭園。

実相院門跡
▲縁側から見た「床もみじ」の木。カメラ撮影が許可されているのは、縁側から見た外の景色のみ。

実相院門跡
▲池のある中庭。

ここの見所は庭だけではありません。
院内には由緒ある書や襖絵などが多数残されており、古く趣のある雰囲気です。
平日でしたが、観光バスも何台か止まっていて、多くの観光客が訪れていました。

拝観後は再び京都市内中心部に戻り、食事をしたり、建仁寺を訪れたり、買物をしたりと、夕方近くまでのんびり散策。

帰りの電車に乗るため、駅に向かう道すがらに通りかかったのは、歌舞伎の殿堂、京都四條南座の前。



毎年12月に、ここで吉例顔見世興行が開かれるのですが、現在は耐震工事で休館中のため、今年は先斗町歌舞練場での開催だそうです。

しかし、「まねき」だけは、例年通り劇場正面に掲げられています。

まねきが上がっている季節に、南座の前を通りかかることなんて、たぶんですが、生まれて初めてのこと。
こんな機会は滅多にないと思い、劇場前で立ち止まり、カバンからカメラを引っ張り出し、劇場にカメラを向けた、まさにそのとき。

劇場正面に立っていたガードマンと思われる男性が、私の方に勢いよく、つかつかっと近寄ってきました。
そのあまりの勢いの良さに、撮影NGなのかと思い、ちょっとビクつく私に構うことなく、彼は気軽に声を掛けてきました。

「写真撮るんやったら、ほら、あの端にある【海老蔵】は、撮っときや」
「はあ・・・」
「それと、こっち側の【愛之助】、ほれ、ノリカのダンナや。これも撮っときや。誰に見せてもわかるからな」

友人と顔を見合わせ、ガードマンさんの顔を見て、一瞬の間の後、3人で大笑い。
彼は親切に、「観光客」の私たちに、撮影ポイントのアドバイスをしてくれていたのです。ビクついて損した。

アドバイスに従って撮影したのが、下の写真。

吉例顔見世興行のまねき
▲下段一番左が、海老蔵さん。

吉例顔見世興行のまねき
▲見えづらいですが、下段右から2つめが、愛之助さん。

このガードマンさん以外にも、昼食をとった店の方からも、質問もしていないのに、直近のイベント情報を教えていただいたりと、思いもよらない楽しいふれあいもあった、楽しい秋の1日でした。

どこに行っても、いろいろな国の言葉が聞こえるねー。
 

 
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福祉用具専門相談員の資格を取りました。

9月下旬から11月初旬まで、とある学校で開催されていた「福祉用具専門相談員指定講習会」に通っていました。
「福祉用具専門相談員」については、以下のリンク先をご覧いただくとして。

>>よくある質問|一般社団法人 全国福祉用具専門相談員協会

父が四半世紀にわたって車椅子を利用していたこともあり、以前から介護用品全般にとても興味がありました。
大阪で年に1度開催されている、福祉用具の展覧会「バリアフリー展」にも、数年前から足を運び続け、介護用品・福祉用具の変化と進化を堪能しています。
東京でも年に1度、アジア最大規模と言われる福祉用具の展覧会「国際福祉機器展」が開催されているのですが、見たくて見たくて、わざわざ見学に行ったことがあるくらいです。

展覧会に足を運ぶうちに、もう少し違う目線で製品を見てみたいな、と思うようになった頃に知ったのが、この「福祉用具専門相談員」という資格。
車椅子や介護用ベッドなどの福祉用具を販売したり貸し出ししている事業者は、福祉用具専門相談員を必ず配置しなければなりません。

興味を持っていたものの、どちらかといえば、介護業界の人のための資格です。
私が取得したところで、介護関連の企業に勤務する予定もないですし、宝の持ち腐れになる可能性が大きい。

どうしようかなとずっと悩んでいたのですが、「役に立たなくても、未知のことを勉強するのはいいことやから、行け行け、行ってこい」というダンナの言葉にも後押しされ、やっと思い切って通うことにしたのです。

講習会は、全7回。私が通ったコースは、週に1度、平日に丸1日勉強するコースです。
500ページくらいあるテキストを使い、福祉用具のことだけではなく、介護保険制度のこと、病気の知識や介護技術、さらには計画書の書き方など、座学あり、実習ありと、学ぶことは盛りだくさん。

先生方は、実際に現場で働いた経験のある、医療・介護のプロ。
テキストの内容を解説するだけでなく、現場での知識や経験を交え、興味あるお話をたくさん聞かせて下さいました。

よく見知っているつもりだった車椅子も、初めて知った知識も多数。父がもっと快適に使える方法があったのだと、今更気付かされたり。
介護業界の人材不足の大きな原因は、賃金が低いからであるとよく言われているけれど、決してそれだけが原因ではないという、結構生々しい話も聞かされたり。

クラスメートは、20人ほど。30代前後と思われる方が多かったですが、60代くらいと思われる方も、数人おられました。
介護現場で働きつつ、スキルアップを目指す方、資格取得せよと会社から命令を受け、業務の一環として来ている方、かつて介護現場で働いていた方、これから福祉用具関連の会社を起業したい方など、明確な目的を持った方が大多数。
私のような半ば「趣味」の一環で来られている方は、ほとんどいなかったと思います。

日が経つにつれて緊張もほぐれ、特に実習の時間は賑やかで、場を盛り上げるムードメーカーも数人登場。「おもしろいクラスやわ〜」と笑い転げる先生も。
休憩時間に名刺交換をする人たちや、勤務先のカタログをクラスメートに配布する人たちも現れ、非常に明るいクラスでした。

講習会の最終日に行われる修了試験に合格すると、資格が取得でき、全国どこでも通用する修了証をいただけます。

以前は、講習会に出席すれば資格取得できたらしいのですが、今はダメ。
とはいえ、比較的合格率が高いと言われています。

ただし、大阪府を除いては。

この講習会が開催できるのは、都道府県知事の認可を受けた機関のみ。試験問題も、都道府県の審査を受ける必要があります。
ですから、試験の事情も、都道府県によって違いがあります。

講習科目は14科目あるのですが、試験はそれぞれの科目から4問ずつ、4択形式で計56問出題されます。
500ページのテキストからの56問。非常に広範囲で、内容も多岐にわたっているので、なかなかポイントを絞り込めません。
判断に迷う設問もあるので、テキストを読み込んでおかないと、結構大変。

とはいえ、大阪府近隣の府県では、問題全体の70%以上が正解していれば合格ですので、合格率は90%程度と、かなり高いです。
ちなみに不合格の場合は、合格するまで再試験だそうです。

しかし大阪府の場合、なぜか合格基準レベルが非常に高く、全科目70%以上の正解がなければ、合格にならない。
1科目4問ですので、間違いが許されるのは、1科目1問のみということです。

たとえ他の13科目が満点でも、1科目でも2問以上の不正解があると、その時点で不合格。
近隣の府県だと、余裕で合格なのに。

そんなわけで、大阪府の合格率は40%程度なのだそう。
ちなみに不合格だと、不合格となった科目についてレポートを提出し、合否判定を受けるとのこと。(実施機関によって方法が違うかもしれません)

修了試験に不合格でも、最終的には、ほとんどの受講者が修了証を手にできる仕組みにはなっているのですが、やっぱり一発で合格したい。
だから、試験直前には、気合い入れて勉強しました。久々にノートにペンで字を書きましたよ。

合否判明は、試験の翌日。不合格者のみに電話があるとのこと。

かかってくるのか来ないのかわからない電話を待つ時間は、長かった。
夕方5時を回っても、私の電話は鳴りませんでした。

合格なのか。本当に大丈夫なのか。もしかして、電波の調子が悪くて、着信しなかったのではないのか。
電話が不通でも、不合格者にはすぐレポート課題を発送するとのことだったので、1〜2日待てば合否は確定する。

でも、そんなに、待てない。

気になって仕方がないので、電話で合否を問い合わせてみました。
電話口の職員さん、低い声で、暗い雰囲気。


「実はですね・・・・」
「はい・・・」


ダメか


ダメか


ダメだったのか


「合格です」


「やったー! よかったー!」と叫ぶ私の耳に、「おめでとうございます」という職員さんの明るい声が聞こえました。

本当にほっとした瞬間でした。
修了証は、今月末に届く予定。何らかの形で役立てることができればいいなあ。

それにしても、言葉を溜めるなよ、沈黙するなよ、いたずらするなよー。
おばちゃん、ビクビクしちゃったじゃないか。

ほんと、久々の緊張感。久々のお勉強。

 


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真田丸に踊らされる。

九度山
▲九度山町の家々の軒先に、このような飾りが下げられていました。


以前にも書きましたが、結婚後に大きく変わった生活習慣のひとつが、地上波テレビ番組をたくさん視聴するようになったこと。

NHKの大河ドラマも、そのひとつ。
ダンナさんの家では、毎回ガイド誌を購入し、予習・復習しながら親子で視聴していたそうです。
初めてご両親にご挨拶に行った時に見た、テレビの上の棚にずらりと並べられた、過去のガイド誌の数々。
これがなかなか壮観で、本当にビックリしましたよ。

そんなわけで、真田丸

真田幸村については、私はこれまで全く興味を抱いたことがなく、当時の歴史背景にも疎いです。
そのため、登場人物が誰だかわからなくなり、さらに展開もスピーディーなので、ドラマについて行けない時も、ままあります。

それでも、ストーリーや台詞回しがおもしろいし、配役も適材適所でとても自然。よくできたドラマだなーって、感心します。
評判が良いのも納得です。

ある時、番組の最後に、真田丸ゆかりの地として、九度山が紹介されました。
それを見たダンナさん、瞬時に「ここに行く! 行くで!」と言い出し、場所やらルートやらの情報を、ガシガシとネット検索し始めました。

それからすぐの週末に、和歌山県の九度山町まで出かけることと相成りました。
仕事、早いわー。

休憩を挟みながら、2時間弱のドライブ。
到着したら雨が降りしきっていて、あいにくの天気だったのですが、それでもたくさんの観光客が来られてました。

九度山
▲道の駅「柿の郷くどやま」。隣接の市場にも、人があふれてました。


どこへ行っても、六文銭が描かれた赤いのぼりがはためき、真田丸一色。

九度山
九度山・真田ミュージアム。今年3月に竣工したばかり。

九度山
▲大河ドラマ効果への期待の高さがうかがえます。

九度山
▲真田庵(真田昌幸・幸村親子の屋敷跡に建てられたお寺)内に咲いていた、白い彼岸花。

九度山
▲真田古墳(真田の抜け穴伝説)。大阪城へ抜けるトンネルがあったという伝承が残っているそうです。

真田親子がこの地にたどり着き、日々の暮らしに慣れるまで、そして、その地の住人と打ち解けるまでの苦労は、それは大変なものだったでしょうね。

さらに。

一昨日の10日に、大阪城の西の丸庭園で開催された、真田丸イベントに行ってきました。

真田丸イベント

NHK大阪放送局に隣接する歴史博物館では、真田丸の特別展が開催中。入場券売場は、長蛇の列。
博物館のすぐそばが大阪城ですので、真田丸に群がる人がうじゃうじゃうじゃうじゃ。

放鷹術の実演や、大人も子供も入り乱れたチャンバラ合戦を楽しく見学しながら、真田丸スペシャルステージを待ちました。

真田丸イベント
▲りりしい顔をした鷹。鷹匠さんの言うことをよく聞く、賢い子です。


それにしても、まあ、すごい人出。
後で聞いたところによると、入場者数は5千人を超えたとのこと。

真田丸イベント
▲ドラマでおなじみの名言。こんなTシャツがあるんですねー。

 


スペシャルゲストの草刈正雄さんが登場すると、場内は大盛り上がり。撮影中の秘話や決めぜりふなど、楽しいお話をたくさん聞かせて下さいました。
ステージからは離れていたのですが、もうね、立っているだけでかっこいい。そして、とにかく、おっとこ前です。とても60代とは思えません。

当初は、メインイベントのパブリックビューイングを見る予定にしていたのですが、風が冷たくて寒くなってきたので、あきらめました。

いやあ、それにしても、真田丸に踊らされてるなあ。

 

 


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京都御所へ行ってきました。

京都御所

毎年、春と秋の期間限定で一般公開される、京都御所

前々から行ってみたいとは思っていたのですが、公開時期が限られているし、たくさんの見学者が押し寄せてくるので、ゆっくりとは見学できないようなので、私はこれまで京都御所に足を運んだことがありませんでした。

それが、今年7月28日から、通年公開に変更になっていたのです。ご存じでした?

>>宮内庁参観案内:京都御所の通年公開について

これは僥倖ということで、9月初旬に見学に行ってきました。

最寄り駅は、地下鉄烏丸(からすま)線の今出川駅。
6番出口から地上に出て、5分ほど歩くと到着する乾御門をくぐり、御所の入場口にあてられている、清所門(せいしょもん)に向かいます。

京都御所
▲清所門前にある、派出所。担当は、皇宮警察本部です。

御所への入場は、無料。前もっての手続きも不要です。
ただし、入口で手荷物検査を受け、その後に手渡される入門証を、首からぶら下げておかなければなりません。

京都御所
▲番号はランダムに振られています。退場時に返却。

訪問したのが土曜日でしたので、混雑しているかと思いましたが、案外少なめでした。
それでも、様々な年代の方、さらには外国人の方もたくさんおられました。

見学できるコースが決められていますし、要所要所で係員の方が立っておられますので、どこでも入り込めるという訳ではありませんが、思ったより自由にのんびりと散策できました。

いやー、とにかく、広い敷地に、大きなお屋敷。全てにおいて、スケールが大きい。

京都御所
▲新御車寄。どれだけの車が来るんだろう。

京都御所
▲承明門(じょうめいもん)を通して見る、紫宸殿(ししんでん)。

京都御所
▲紫宸殿。最も格式が高く、京都御所内の象徴ともいえる正殿。

京都御所
▲御池庭(おいけにわ)。

京都御所
▲御常御殿(おつねごてん)の襖絵。蹴鞠の絵もありましたが、風流です。

メンテナンスも大変だと思いますが、職員の方の尽力で、敷地内は隅々まで清潔に保たれ、ゴミひとつ落ちていません。古びている箇所もありますが、凜としていて、歴史を感じさせます。

ここに、天皇をはじめとした皇族の方々が、長く暮らしていた時代があったのです。当時の景色は、いったいどんなだったんでしょう。

京都御所

交通至便な場所にありますので、散策がてら、訪れてみてはいかがでしょう。

ただし、予告なく公開時間が変更になることがあるので、ご注意を。
私たちが行った日も、「入場・見学は午前中のみ」に変更されていました。ホームページなどでの告知もなく、入口でがっかりしている外国人の方もいました。

京都御所

残暑が厳しい日で、たっぷり汗をかきました。

 


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初めてのライブハウスと、初めての下成さん。

りんご自動販売機

▲ライブ帰り、阪急梅田駅で発見した、りんごの自動販売機。ちゃんとカットされてるんです。

 

 

今年3月に書いた記事で、下成佐登子さんというアーティストについて、熱く語ったのですが。

**過去記事**
>>30年越しの、Mrs.メランコリー

それからしばらくして、ふと彼女のブログをのぞいた時、ライブの情報がアップされていました。
彼女を含めた3人でのライブですが、大阪に来てくれる!

あまりの僥倖に、手足をばたつかせて喜んだのですが、場所がライブハウス。

あくまで私の偏見なのですが、ライブハウスって、薄暗くて、お酒を飲まないと肩身が狭い、というイメージを、昔から持っていました。テレビで見るクラブやキャバレーなどの印象と、まぜこぜになっていたんでしょうね。

全くお酒が飲めない私にとって、ライブハウスは敷居の高い場所で、これまで行ったことがありません。

だけど、今回は、行ってみたい。

下成さんは、普段は関東中心に活動しています。
この機会を逃したら、もう一生、彼女の生歌を聴けないかもしれない。

未知の領域に足を突っ込むことに抵抗があったので、ダンナさんを強引に誘い、6月18日にミスターケリーズというライブハウスで開催された、「三人官女 浴衣deライブ」に行ってきました。
 

三人官女 浴衣deライブ

開演は13時。
1時間前に入店し、指定された席に着席。想像していた薄暗さはなく、ごくごく普通のお店です。
 

三人官女 浴衣deライブ

▲壁面には、浜松注染そめ浴衣の反物。3人も、これらとは柄違いの浜松注染そめ浴衣を着用。


お酒もありますが、ソフトドリンクもたくさん揃っていました。

 

三人官女 浴衣deライブ

▲おいしかったですが、飲み物も含め、価格が・・・。どこのライブハウスでも、同じなのかな。
 

 

普通の飲食店との違いは、正面に舞台があることと、店の片隅にミキサーが設置されていること。

 

三人官女 浴衣deライブ


舞台に設置されたグランドピアノの調律を、ひとりの男性が、時間をかけて丁寧に行ってました。

ライブが始まる頃には、店内はほぼ満席状態。
50人ほどのお客さんがいたでしょうか。そのほとんどが、50代以上とみられる方々。

店の入口から、下成さん、相曽晴日さん木村真紀さんの3人が、浴衣姿で登場。
和やかな雰囲気で、ライブがスタート。

「うれしいひなまつり」、昭和歌謡のメドレーを3人で歌い綴った後、舞台上でジャンケンし、ソロパートの順番をその場で決定。
この日は、相曽さん、木村さん、下成さんの順となりました。

ピアノの弾き語りで、ひとり4曲くらいずつ歌ってくれました。
相曽さんの曲も、木村さんの曲も、私は今まで聞いたことがありませんでしたが、ものすごく感激しました。

楽器はピアノだけなのに、迫力があるし、聞き応え十分。言葉がちゃんと伝わってくるし、声にも張りとノビがあるし、楽曲もいいし。
とにかく3人とも、とても楽しそうに歌っているので、こちらも楽しくなる。

タイトルは忘れてしまいましたが、相曽さんの曲を聴いていると、いろいろなことが頭の中に浮かんで消えて、思わず涙がぽろり。

木村さんは、人間の奥底にあるドロドロした感情を表現するのが、とても上手だと思いました。
もしかしたら、3人の中で、一番人間くさい方なのかも。

そして、お目当ての下成さん。
思い出の「悲しみのアクトレス」を生で聴けて感動。「秋の1日」の出だしの声が、昔と変わらないのに、ぞくぞくしました。
最近の曲「エール」「Eternity」も、とてもいい曲。私の近くにいた女性が、涙を流しつつ聴いておられたのが、印象的でした。

最後は3人で歌い、アンコールにも応えてくれました。
約2時間のライブ、堪能しました。客席も大盛り上がり。ダンナさんも「楽しかった!」と喜んでくれたので、安堵しました。

終演後、店外でサイン待機していた3人と、握手してもらいました。
CD買ってないのに、ごめんなさい。

握手しながら、「今日は、下成さんに会いに来ました。30年、ずっとファンです。初めて生歌、聴けました。うれしかった!」って、下成さんに直接お伝えできて、舞い上がっちゃいました。
その結果、相曽さんと木村さんとの握手は、下成さんの「ついで」のような感じになっちゃいました。本当にごめんなさい。

 

三人官女 浴衣deライブ
▲左から、木村さん、下成さん、相曽さん。

ライブハウス、そんなにびびる場所じゃなかった。次からは、ひとりでも大丈夫だわ。
 

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ナンバープレート交換と、怒り心頭のじいちゃん

軽トラ
▲4月に訪問した尾道市内にて。ブレーキへの負担が心配。


私が住む茨木市では、茨木市観光特任大使「いばらき童子」というキャラクターが描かれた、50CC以下の原付バイク用のナンバープレートが配布されています。
 
配布が始まったのは2014年で、当初から変更したかったのですが、ナンバープレートを自分で外せるのかが、よくわからなかった。
それに何より、ナンバープレートの番号が変わるので、自賠責保険の変更手続きをしなければならないことが、非常に面倒くさく思え、ずっと従前のままでした。

だけど、うちのダンナ様が、自分の原付バイクのプレートを、サクッと童子プレートに変更したこと、さらに、まだ童子プレートが残っているらしいこともあり、思い切って動くことにしたのです。

「市役所で手続きして、その足で、行きつけのバイク屋に行って、保険の手続したらええやん。車で行ったら、すぐや。行くでー。行こ行こ」

私より張り切るダンナ様にナンバープレートを外してもらい、販売証明書と印鑑、身分証明書兼用の運転免許証を携え、車に乗っけてもらって市役所へ。

その日はゴールデンウィークの谷間だったからか、来庁者が多く、窓口は忙しそうでした。
対応してくれた人がいまいち段取りが悪く、ちょっとイライラしたものの、無事に必要書類を提出し、新しいナンバープレートの交付を待っていた時のことです。

私たちが来庁した当初から、記載台のところで、 市役所の方にずーっと文句を言っている、じいちゃんがいました。
じいちゃんの文句の内容は、軽自動車税の値上がりの件。

今年度から、軽自動車税の税額が段階制となり、初年度検査年月から13年が経過した軽自動車については、結構な増額です。
(下表は大阪府茨木市の例です。市町村によって、税額に違いがある場合があります)
 
13年以上、同じ軽トラを愛用しているらしい、そのじいちゃん。
今年度の納税通知書が送付されてきた時に、初めてこの事実を知り、怒り心頭で市役所にすっ飛んできたらしいのです。

「わしは、払うのが嫌やと言うてるんやない。なんで、こんなことを、急に言うてくるんや、ということが言いたいんや」
「自分で修繕して、大事に乗ってるんやで。それやのに、なんで・・・」

市役所の方は、相づちを打ちつつも、じいちゃんの怒りを静めようと、小さい声で穏やかに語りかけているようです。

実はこの変更、前年度の納税通知書に同封されていた書面にも、はっきり記載がありましたし、市の広報誌にも、市のホームページにも、掲載されていました。
1年にわたって、ずっと告知され続けていたのです。

それでも、「ずっと前から言うてましたけど」と、じいちゃんを突き放すことはできない。
市が値上げしたわけでもないのに。

じいちゃんの怒りも理解できるけど、その怒りを受け止める人も大変。

どうなることかと思いましたが、次第にじいちゃんは落ち着きを取り戻し、表情も柔らかくなり、やがて二人に笑顔が戻ってきました。
そして、お昼休みのチャイムが役所内に鳴り響いたのをきっかけに、じいちゃんは帰って行きました。

それが仕事とはいえ、じいちゃんの相手をしていた方に、「お疲れ様でした」と、声を掛けたかったですわ。

それからすぐに、ナンバープレートが交付され、保険の手続きも済ませ、私のバイクが童子プレートに変身しましたとさ。

ちなみに、50CC以下の原付バイクの税額、今年度から倍増。
 
1000円から2000円とはいえ、私らは倍増やで、じいちゃん。
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ウサギとさびしんぼうの旅

尾道
▲尾道市内にて。カエルにしか見えない。


先月のことですが、ウサギ島と尾道へ行ってきました。

ウサギ島の正式名は大久野島ですが、700羽以上の野生のウサギが生息していることで有名な島、らしい。
行きたいと言い出したのは、顔に似合わずカワイイ物好きな、ダンナ様です。

まあ、とにかく、ウサギがいるわいるわ。
キャベツやニンジン、リンゴをカットして持参したのですが、見せると食らいついてきたり、突進してきたり。
人に慣れきっているウサギだと、カバンの中まで頭を突っ込んでくる始末。

今ではウサギが闊歩する平和な島ですが、戦前には秘密裏に毒ガス製造が行われ、多くの犠牲者が出た歴史を持つ、悲しい島でもあります。
島内には今でも、戦争遺跡が点在しています。

当日撮影した写真や動画を集め、5分ほどの動画を作成しました。暇な時にでもご覧くださいませ。



その日は尾道に宿泊し、翌日は尾道市内探検。

尾道には、ずいぶん前に行ったことがあるのですが、数時間滞在しただけなので、記憶があいまい。
それでも、駅前はかなり変化したんじゃないかなあ。

尾道
▲お祭りが開催されていて、大変な人だかりでした。

尾道といえば、映画の舞台としてもよく登場する町。
実は私、30年以上前に公開された「さびしんぼう」という映画の大ファン。
ホームページでその思いを書き綴ったのは、もう十数年前のことです。



機会があれば、ロケ地を訪問してみたいと、ずっと思っていました。特に、主人公ヒロキの家として使われたお寺。

以前に行った時も、限られた時間の中で、そのお寺を探したのです。
でも結局、見つけることはできなかった。スマホはないし、インターネットもまだまだ発展途上。今のように、簡単に情報を得ることはできませんでした。

しかし今は、便利になりました。
テレビやドラマのロケ地を紹介しているサイトもありますし、目的地までのルートを教えてくれるスマホの地図アプリもあります。

スマホを片手に道案内してくれるナビゲーター(ダンナさんのこと)の尽力もあり、とうとう、念願のお寺「西願寺」にたどり着くことができました。
おぼろげな記憶ですが、前回探し回った時には、全くの見当違いの場所をうろついていたようです。

お寺の中までは入りませんでしたが、下から見上げるアングルだけで、胸一杯です。

尾道
▲実際に見ると、こじんまりした印象の石段でした。

尾道
▲この角度、たまりません。映画の中でも、しょっちゅう登場した場所です。

ヒロキと百合子さんが、初めて言葉を交わした場所も、すぐ近くにありました。

尾道
▲坂道の下で、自転車のチェーンが外れて困っていた百合子さんを、ヒロキが助けたのです。

さらに、ヒロキの初恋の相手である百合子さんが通う明海女子高校(日比崎中学校)、百合子さんが通学に使っていた渡船乗り場(福本渡船)、さらに私が無理を言って、ヒロキたちが通っていた学校(尾道北高校)にも足を延ばしました。

尾道

尾道
▲手前のコンクリートに、釣りをする少年が座っているシーンがありました。

楽しかったのですが、坂道の多い町を歩き続けたので、足が棒になりましたわ。

尾道
▲千光寺山の山頂から見た尾道市内。(写真の上をクリックすると、拡大表示されます)

尾道を巡った日は、日曜日。
人影のない尾道北高校前で、写真を撮りつつ、建物をぼんやり眺めていたら、ひとりの男子学生が登校してきました。
クラブ活動か何かかなと思っていると、彼が私に「こんにちは」と挨拶してきたのです。ビックリしつつも「こんにちは」と挨拶を返したのですが、前回お寺を探していた時に、通りすがりに「こんにちは」と、知らない男の子から挨拶されたことを思い出しました。

更地や朽ち果てた家をたくさん見かけて、さびしい思いもしたけれど、やっぱりいい土地柄だなあ。

ウサギとさびしんぼうの旅に、すごくいい思い出が加わったひとときでした。


とにかく、よく歩いた旅でした。
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