▲ダンナからの誕生日プレゼント。私が好きな、しろまるのグッズです。
先日、55才の誕生日を迎えました。
1の位を四捨五入したら、60才。
おぼろげではありますが、「還暦」の背中が見えてきました。
還暦というのは、日本人にとっては、大きな節目です。
しかしそれ以上に、私にとっては、人生の大きな節目なのではないかと、ずっと以前から思っていました。
私の母が亡くなったのは、60才の誕生日の1ヶ月前。
我が家と親しくしていた、母方の従姉妹に当たる女性が亡くなった年齢も、60才。
ふたりとも、ガンでした。
偶然の中には、必然がある。この偶然は、私にもつながっているのではないか。
私の命は、60才で終わるのではないか。
特に30代から40代の頃は、漠然とした不安を抱いてました。
60才まであと5年だと考えると、今でも不安に思うことがあります。
でも、60才までビクビクしながら過ごすより、60才までに何ができるかということを考える方が、気が紛れていいんじゃないかと、思うようにしています。
やり残していること、たくさんあります。
それらを後回しにせず、ひとつずつでも片付けていこう。
亡くなった母や従姉妹なら、元気に生きている私の姿を望んでいるだろうし。
彼女たちの年齢に追いつくまで、あと5年。
私が母や従姉妹の年齢を超えていけるのか、私が無事に還暦を迎えられるのか、そんなことは誰にもわかりません。
今考えても詮無いことは、なるべく考えないでおこう。
そんなことを思った、今年の誕生日でした。
JUGEMテーマ:ひとりごと
- 2019.11.28 Thursday
- ひーエッセイ的
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- by ひー