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誰が主役かわからない

前回の記事通り、先週土曜日に父の満中陰(四十九日)法要を行いました。

来てくれた親戚は個性派4人。

●私の母の妹、つまり私の叔母。通称:からとのおばちゃん。

母は7人兄妹ですが、生存者は2人だけ。もう1人はもう80歳オーバーなので、ご遠慮いただきました。
ちなみに、からとのおばちゃんは父と同い年の73歳ですが、今でも元気に野菜作りしてます。その腕は、家庭菜園のレベルを超越してます。
タマネギとかイカナゴの釘煮を送ってくれるのが、このおばちゃんです。


●私の母の兄の娘のご主人、つまり義理の従兄。通称:殿。

殿の奥方である従姉は既に亡くなっているのですが、この従姉と私の母が生前とても仲良くしており、従姉はしょっちゅううちに来てました。父とも親しく話をしてました。
現在は悠々自適なひとり暮らしをする殿。毎朝4時くらいに起床、午後7時までには就寝。修行僧みたいな生活している60代後半です。


●殿の息子。通称:城代家老。

従姉と母が仲良しだったので、この家老もしょっちゅううちに来てました。幼い彼に「花とゆめ」を読ませ漫画好きにさせたのは、この私。
5歳年下なだけなので、彼が小中学生の頃は、梅田への映画鑑賞のお供を何度か仰せつかりました。ナウシカとかガンダムの初見はこの時。しかしガンダムに関しては、内容が未だにわからないまま。


●城代家老の奥方。

私より2歳ほど年上の姉さん女房です。
家老は非常にこまめな、いわゆる仕切り屋。指図するのが好きな将軍様タイプなのですが、そんな態度にもあまり激高することなく、適当に受け流す態度がワンダフル。



父の法要なのに、全員母方の親戚になってしまいました。
父はお姉さんとの2人姉弟で、既にそのお姉さんも亡くなっているんで、自然と少なくなっちゃうのです。
まぁ、父は母方の親戚のことが大好きだったんで、これでいいのかも。

法要当日の天気予報では寒くなりそうなことを言っていたので、少し着込んで行きました。
うちの墓は山手にあり、町中とは気温が1〜2度は違うのです。

ですけど、一番寒かったのは墓場ではなく、寺の廊下でした。

地元では由緒あるお寺で、住居部分も古い木造建築で、お部屋が本当にたくさんあります。玄関から仏間までが遠いこと。
仏間はストーブをつけて下さったので、だんだん暖かくなったのですが、その分廊下の寒さが際だつ。

法要後、祖供養を3家族に渡しました。
殿は私の目の前で、「おまえ、持って帰れ。わし、いらんわ」と、そのまま家老に渡してました。

言いたい放題です。

その殿、数日前から風邪気味。この日もまだ鼻声だったのですが、法要途中にやたらと耳を触っていたのが、気になってました。
お墓へ出発するまでの待ち時間に、城代家老が殿の異変を発見。

「お父さん、耳からなんか出てる!」

殿の耳からは、汁のような液体が血液と一緒にこぼれ出ていました。
それが礼服の肩に落ち、しみになってます。

「別にどうもない。痛くもない」と殿は平然としているのですが、殿以外の4人は大騒ぎ。

「ほっといたらあかん。今日中に病院に行かんとあかんわ」
「そやそや」
「風邪引いて、鼻をかみすぎたんとちゃうか」
「風邪引いたら、耳鼻科に行くのが一番や」

この日は土曜日。ほとんどの病院は午後から休診のはず。
家老はすぐに2〜3の病院を当たり、午後も診察している病院を探し出しました。
診察は午後3時からなので、納骨後の食事が終了してから向かえば、ちょうどよい時間に到着できそうとのことで、とりあえず安心。

聞けば異変は当日朝からで、枕カバーが濡れるほどの排出物があったらしいのですが、痛くもなんともないのでそのまま来たとのこと。
病院嫌いの殿らしいけど、うちの法要なんか気にせず、さっさと病院に行ってほしかったな。

納骨時、そして食事中も、全員が殿の耳を気にしてます。

食事はここで。

食事メニューの中に、豆乳鍋がありました。具は豆腐や白菜、しめじなど。
私の横で、からとのおばちゃんは言いたい放題。

「うち、しめじよりえのきの方が好きやわ。えのきをぎょうさん入れてくれたらええのに」
「白菜より、もっとネギをぎょうさん入れてくれたらええのに」

知りまへんがな。

そんなこんなで、法要は無事終了。
数日前から気にかけていた行事が済んだので、ものすごく今ほっとしてます。

ちなみに殿は、中耳炎だったそうです。







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