JUGEMテーマ:四十路のつぶやき

 


先週土曜日(6日)、久しぶりに京都に行きました。
何をしに行ったかといえば、これ。

納骨

父が亡くなって1年以上経ち、仏壇に置いておいた遺骨を納骨しに行ったのです。

私は収骨時に骨壺を大小2つ用意しました。
大きな骨壺に入れた骨は既にお墓に納骨しましたが、小さい骨壺に入れた方はずっと仏壇に置いておいたのです。

ずっと家に帰りたがってましたし、母の時も同じようにしましたし。

本当は先月の一周忌後に行こうと思っていたのですが、何となく気が進まなかった。
でも今月は一緒に京都へ行って、父ともう1回さよならしようと思い、父の月命日でもある6日に行ってきたわけです。

この日は本当に寒くて、京都市内は雪が舞っていました。

納骨場所は、ここ。

大谷本廟

大谷本廟、通称は西大谷さん。西本願寺の信徒さんの遺骨を納める納骨所です。
かつての我が家では、「五条坂へ行く」と言えば、この西大谷さんへ行くという意味合いでした。

お彼岸やお盆の時期、関西のテレビニュースでよく登場する、広大な墓地も併設されています。母方のおばあちゃんのお墓も、この墓地の一角にあります。


大きな地図で見る

地図をご覧いただければおわかりの通り、すぐ近くに有名な清水寺があります。
でも私、かなり大きくなるまで、近くに清水寺があることを知らなかった。

ここが読経所。

読経所

その日の人数にもよりますが、たいていは読経所につながる仏殿で法要が行われます。

ここが明著堂と呼ばれる納骨所。この奥に納骨されます。

明著堂

明著堂

1日2回、毎日法要が行われているので、お参りの方は全国からたくさんお見えですが、私と同じように納骨目的で来られていた方は、このときは他に2組おられました。
お坊さんがお骨を持って、明著堂の奥に消えて行かれた時、泣いておられた方もいました。

1年前に泣き尽くした私ですが、お骨を見送るとき、心にぽっかり大きな穴が空いたような気がしました。
15年前、母の納骨をしたときの空虚感みたいなものを、また思い出しました。

でもこうやって父を見送り、改めてしみじみ思ったこと。

両親の言動には、子供の頃からずいぶん困らされてきました。父はまともに給料を家に入れないし、酒の飲み過ぎでしょっちゅう体を壊していました。母は常に殺気立ってました。
夫婦喧嘩が絶えず、離婚寸前まで話が進んだこともあります。

家にいることが、すごくしんどかった。

そのせいか、今思えば、子供らしくない子供でした。
親にずいぶん遠慮してたし、つらいこととか悲しいことを飲み込み、親にはあまり本心を明かしませんでした。希望を聞かれても「何でもいい、どっちでもいい」と言い続けました。

親の言動がきっかけでトラウマとなり、この年になっても克服できないことが、いまだにあります。
ふとしたことで情緒不安定になり、自分で自分をうまくコントロールできない時もあります。

だけど両親とも亡くなった今、私の両親は、私のためならば自分を投げ出す覚悟を持った人だったと思えます。
方法はめちゃくちゃでしたけど、私は両親に愛されていたと思う。大切にされていたと思う。

今、そう思えることは、幸せなんだと思う。
今だから、そう思えるのかもしれない。

私の中にずっと存在する両親を、一生涯かけて受け入れることが私の務めだし、両親の生き方を超えることが私の目標。

仏壇の片隅に1年置いていたお骨がなくなり、ちょっと寂しい私です。




父・すぎやんは、バタヤンが好きでした。

 

 

 

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  • 2020.07.22 Wednesday
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  • 00:00
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Comment
ワタシの地方では収骨は3つです。
写真と同じような物はひーさんと同じく、京都の東本願寺へ納骨。それより少し大きい物は、菩提寺の墓へ。もう一つは『喉仏』の部分で、自宅の仏壇に置いておくんです。
3つというのは初耳です。2つに分けることにびっくりされたこともあります。何で分けるの?って。

地域によっては、荼毘に付したその日にお墓に納骨するということもあると、葬儀社の方に聞いたことがあります。

地方によっていろいろあるんですね。





   
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